日本の元首相である安倍晋三元総理が撃たれるという衝撃のニュースが報じられました。
事件現場で犯人は背後から安倍晋三さんを撃ったとのことです。
当時現場ではSPが警護についており、複数人で安倍晋三元総理を警護していました。
今回の事件は警備体制に不十分があったとして責任追及されることが予想されます。
警護にあたった奈良県警やSPの処分は今後どうなるのでしょうか。
また、奈良県警本部長にあたる鬼塚友章さんの処分内容についても調査してみました。
奈良県警本部長やSPの処分は不可避?
今回安倍元首相の警備にあたった奈良県警とSPは今後何かしらの処分があることは不可避であることが考えられます。
安倍元総理銃撃事件の際の警備体制が不十分だということは書く国でも指摘されているほどです。
安倍元総理大臣への銃撃について、アメリカの警備のプロは「少なくとも攻撃の邪魔はできた」などと、警備体制の不備を指摘しました。
米民間警備会社・ボムベースCEO:「容疑者が近付いてきて銃を構えるところ、恐らく1秒か2秒だと思うが、十分時間があったはずなのに誰も動いていない。誰もだ。銃口と安倍氏の間に入ることはできたはず。映画のように簡単ではないと思うかもしれないが、少なくとも攻撃の邪魔はできた」引用元:Yahoo!ニュース
事件当時、SPは警視庁警護課が1人随行していました。
また、奈良県警の複数名も警備にあたっています。

1人はいくら何でもすくなすぎでは?
奈良県警本部長やSPの処分内容は?
奈良県警本部長、SPの処分内容は今後どうなるのでしょうか?
過去の事例をもとに考察していきたいと思います。
処分内容としては、以下の処分が考えられます。
・クビ or 辞任
・減給
処分内容▶更送
更送とは、政府や民間企業の要職の入れ替え人事のことです。
更送となる場合は、奈良県警本部長の場合は役職をはく奪、SPの場合はSPとしての役から降ろされるといった処分内容となるでしょう。
処分内容▶クビ or 辞任
クビや辞任の場合は、明らかな警備体制の不備が浮き彫りとなる場合と考えられます。
今回の警備体制には不備があったことを指摘する人も多くいますが、実際問題、要人警護に深くかかわっている関係者からは、
要人警護に詳しい警察関係者
「あそこまで接近されているのは一つ厳しいところ、止められなくても誰かがとめにいっていてもよかった。銃で撃たれる想定の訓練はもちろんしている。
ただ、今回のようにいきなり銃を取り出して撃つのは今までない。多くの訓練は思想をもった人間などが『安倍!』などと叫んで撃つといった想定が多い。
今まで日本にいなかったタイプの襲い方だろうし、やはり、いきなりこういう形は厳しい」
引用元:テレ朝news
それを踏まえたうえで、それでも警備体制が不十分であることが浮き彫りとなる場合、『辞任』となることが考えられます。
処分内容▶減給
最後に処分方法としてあがるのが『減給』です。
しかし、役職はく奪と比較し軽い処分ともとらえられます。
今回は日本の元総理大臣であり、海外の要人ともパイプを持つとても重要な人物の死が関わっています。
警備体制への不備が浮き彫りになった場合、『減給』では済まされない可能性も高そうですね。
奈良県警本部長やSPの処分内容は今後どうなる?
奈良県警本部長やSPの処分内容、まだ事件後間もないことから正式には明かされていません。
記者から自らの身の処し方について問われた鬼塚本部長は、県警トップとしての責任を痛感しているとしながらも「捜査を指揮するとともに、警備の問題点を洗い出して早急に対応するのが、現時点の私の責任」と述べ、早期の辞職を否定した。
一旦は事の処理に従事することが優先、とされています。
しかし、今回の事件規模がかなり大きい上に警備体制の責任は問われることは不可避であることと思います。
SPと奈良県警の処分に関する世間の反応
今回のSPと奈良県警の責任を問う声は多く上がっていました。
警察の落ち度は明らか。警視庁、奈良県警は責任を取らなくてはならない。その責任は余りにも大きすぎる。
— 添田詩織🇯🇵 (@soedashiori) July 8, 2022
奈良県警のSPが無能だったのはわかる。
が、今まで選挙妨害する者や不審者などを取り押さえたら、言論の自由への侵害だとか言って騒ぎ、警備・警護を緩くするよう仕向けてきたメディアが言うことか💢
どのTV局の番組も、自分達の責任を一切感じてないのが腹立たしい。#安倍晋三 #テロ— ごぼてん (@hirof_35b) July 8, 2022
2発目を命中させる能無しSP
こんな4方狙われ放題の場所を選んだ警視庁、奈良県警責任どう取るんだ
#山上徹也#安倍晋三— ss405 (@shing1215) July 8, 2022
奈良県警本部長は今回の事件に関して会見でも「27年間の警察人生で最大の悔恨」とコメントされています。
今後の奈良県警の対応についても注目が集まって行くことと思います。
今後はこのような悲しい事件が無いように、改めて警備体制についてよく考えて行くことの必要性も強く感じられました。