大規模太陽フレアの発生による想定被害が報じられました。
大規模太陽フレアが起こるのは2025年といわれています。
なんでも最悪の場合携帯電話が2週間つながらなくなるとか。
また、太陽フレアの発生は地震にも関係があるのでは?という声もネットで相次いでいます。
今回は太陽フレアと地震が関係あるのか、一体どんな影響をもたらすのかについて調査してみました。
✔太陽フレアと地震の関係性や影響
✔太陽フレアと地震が関係した過去の事例
太陽フレアと地震の関係性や影響
結論、太陽フレアと地震の関係性については『全く関係がないとは言い切れない』状況でした。
太陽フレアとは、太陽における爆発現象で別名”太陽面爆発”と呼ばれます。
小規模なものは1日3回ほど起きているようです。
大規模太陽フレアは頻繁に起こるものではありませんが、最悪の場合は通信障害が起こり無線なども断続的に使えなくなるようです。
この太陽フレアと地震の関係性について、武蔵野学院大学特任教授の島村英紀氏は以下のようにコメントされていました。
「地震を起こすプレートのメカニズムを研究するため、岩石を押し当てどのように壊れていくのかを確かめた室内実験では、岩が壊れる際に電磁波が発生していることが報告されている。フレアの影響で起きた電気を帯びた粒子が、地震を起こす岩に対して『最後の引き金』を引いている可能性はありえなくはない」引用元:IZA
ただし、『学問的には不明』とのことでした。
太陽フレアと地震が関係した過去の事例
学問的に不明なのであれば、実際に過去に関係性を表すような事例が起こっていたのかが気になりますよね。
調査したところ、過去の事例が3つほど見つかりました。
事例①メキシコでのM8.5の地震
2017年の9月7日の午後11時49分、メキシコ南西沖でM8.1の地震が発生しました。
情報通信研究機構によると、太陽表面で前日である6日に大規模太陽フレアが起こったようです。
その最大級のフレアで放出された大量の粒子が地球上に到達したとのこと。
この電気を帯びた粒子が地球の磁場や上級の電離層の乱れを招いたのではないかと懸念されました。
出典:https://www.iza.ne.jp/article/20170911-DWXTGPQ34JJQ5MEUEF5JDIAE6E/2/
事例②秋田県震度5の地震
メキシコ地震の直後、2017年10時23分ごろ、秋田県大仙市で震度5強の地震がありました。
震源地は秋田県内陸南部で震源の深さは約10キロ、M5.3規模だったようです。
地震の規模はM4.1とメキシコよりは小規模な地震でしたが、かなり時期が近かったことが太陽フレアの影響と紐づいている可能性があると考えられているようです。
事例③熊本県震度4の地震
メキシコ地震の直後の2017年9月8日午後2時20分頃、熊本県で震度4の地震があったようです。
気象庁によると震源地は熊本県熊本地方で震源の深さは約10キロでした。
メキシコの地震から大きめの地震が立て続けに起こったことから、太陽フレアの関係性について否定できないといった事例となったようですね。
しかもこの立て続けに起こった地震は、太陽フレアの粒子が地球に到達した直後の出来事だったようです。
2025年の大規模太陽フレアはいつおこる?
2025年の大規模太陽フレアは2025年の7月頃が周期に当たるとされていました。
地震との関係性の真相はわかりませんでしたが、最大2週間程度の通信障害が起こることは公式に総務省から発表されています。
2025年7月までにできる限り災害対策をしておきたいものです。
まだ災害対策をされていない方は防災セットや停電用グッズなどをあらかじめ備えておきましょう。
Amazonなどでも安いものだと33点フルセットで4000円台で手に入ります。
早めから準備しておくことでいざという時に役立ちますよ♪
まとめ
今回は太陽フレアと地震の関係性や影響についてまとめてきました。
結論、『関係性が無いとは言い切れない』状況でした。
ただ、『学問的には不明』であるため、それほど心配しなくても良いかもしれませんね。
あらかじめ災害時の対策をしておくことで心も少なからず穏やかでいられます。
早めに準備・対策を講じておきましょう!