日本の元首相である安倍晋三元総理が撃たれるという衝撃のニュースが報じられました。
事件の犯人である山上徹也容疑者の犯行動機は「母親が宗教にのめり込み破産して恨んでいた」ことであると供述しています。
山上徹也容疑者がのめりこんでいた宗教団体は旧統一教会であるとされています。
旧統一教会の田中会長は至急会見を開き、山上容疑者との関係について言及されました。
その中で浮き彫りとなってきた、統一教会の献金やノルマ制度についての情報をまとめていきたいと思います。
統一教会の献金ノルマはいくら?
旧統一教会には献金・ノルマとして4つの制度があるとされています。
- 月例献金
- 礼拝献金
- 無記名献金
- 11条献金
仕組みとしては、すべて金額は本人の心情に基づき献金されているようです。
つまり、個人によってその献金額やノルマは異なるということですね。
上記で述べた4つの献金の中でも11条献金は大切なこととして指導があります。
収入の1割を献金するというものです。(10分の1条とも呼ばれる)
収入の1割を献金しなければいけないのは10分の1条(もしくは11条献金)と呼ばれるものです。
家庭連合(統一教会)リンク集https://t.co/iMtSgILHlE
— Osamu Mishima (@voclosporin) July 11, 2022
すべての献金・ノルマと呼ばれるものは本人の意思に基づき献金されます。
しかし、実際問題ではその献金額を沢山用意しようと追い込んでしまう信者も多くいたようです。
元信者の実際の声が報道されています。
元信者:
「知った当時は、こんな教えがあるんだってうれしくなって、だけどやっていくうちにいつも『お金お金お金』なんです。献金献金。実際、現実を振り返れば家庭はぐちゃぐちゃでしたね。でもこれは『通らなければならない道』だと聞いていたので。反対されるのも摂理って聞いていたので、そういうことなんだなって」引用元:Yahoo!ニュース
『通らなければならない道』であるとし、信者は一生懸命献金をすべく身を削って必死に献金されている様子がうかがえます。

山上徹也容疑者の母親も一生懸命献金して破産したのかな
山上徹也の母親の寄付額・借金額はいくら?
山上徹也容疑者の寄付額や借金額はいくらなのでしょうか?
旧統一会長の田中会長も山上徹也容疑者の母親の献金額については明言しておりませんでした。
よって正式な寄付額は明確ではありません。
しかし山上徹也容疑者は旧統一教会に深く入れ込んでいたことが報じられています。
彼女もどっぷりハマり、本部がある韓国まで出掛け、数週間、向こうに滞在することもあった。熱心に教会に通い、多額の寄付をするようになったのです。引用:日刊ゲンダイ
以下の情報からある程度の推測していきたいと思います。
・住んでいた家の土地・不動産
多い人は10億、20億の被害でもありましたし、そういうお金を裁判で取り戻したこともあります。現実にたくさん見ていますし、今も相談を受けているケースがあります
引用元:チューリップテレビ
上記の元信者の証言では、お金がいくらあるのか聞かれ、無い場合は生命保険の解約やカードローンなども用意されていたとのことです。
ゆえに、山上徹也容疑者の母親も不動産屋土地関連に関してもすべて献金として使ってしまった場合はかなりの金額にまでのぼってしまうことが予想できます。
旧統一教会関する世間の反応
今回の旧統一教会に関するネット上の声は多く上がっていました。
「信仰の自由だから宗教に寄付するのは自己責任」という意見があるが、たとえば
「壺を買わないと祟りがあるぞ」
「印鑑を買えば救われる」
などといって宗教的権威によって畏怖させて、数十万円や数百万円で一般的な物品を売りつけるような行為は、「信仰の自由」「自己責任」で済む問題ではない。— Shin Hori (@ShinHori1) July 11, 2022
「宗教にハマらないために必要なのは知識や教養ではなく、友達や恋人を作ること」という「それ言っちゃいましたか」的ド正論ツイを見て心が重いにゃんね
— CDB@初書籍発売中! (@C4Dbeginner) July 12, 2022
今後、明確に献金額なども明らかになっていくことと思います。
今後はこのような悲しい事件が無いように、改めて事の問題についてよく考えて行くことの必要性も強く感じられました。